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南の風とともに

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防げない事故

防げない事故_d0113490_1515080.jpg 最近、こちらの国に来ている知り合いの宣教師が交通事故にあった。交通事故といっても、スピードを出して逆走してきた2人乗りのバイクの方が車に一方的に突っ込んできたのだ。バイクは転倒。2人は道に投げ出されが、幸いにも命に別状は無かった。しかし、事故を聞きつけ群がってきた群集に取り囲まれた。この国で交通事故を起こすと群集に囲まれ、興奮した人々によって運転手が暴行を受けることがよくある。皆うっぷんが溜まっているのだ。何かがあると爆発し暴走する。下手をすると、その暴行によって死亡することもあるらしい。私刑(リンチ)だ。そうなると警察も手を出せない。
 今回の事故、宣教師側は何も悪くない。客観的に見てもぶつかってきた相手に非がある。しかし、集まってきた群衆は事故の瞬間を見ていないので分からない。なおかつ、どちらかが外国人の場合はだいたい外国人の方が分が悪くなる。車に同乗していた家族は危機一髪その場を脱出。一人取り残された宣教師は興奮した群集に取り囲まれ、腕をつかまれ、命の危険を感じたらしい。しかし、その中でも神の守りがあった。群集の中でも冷静な対応をしてくれた数人によって・・・。
 防げる事故もあれば、どんなに注意しても防げない事故もある。法の正義が無いこの国で、ただ神の守りがあることを日々祈っている。
by awkun | 2008-02-28 01:53

写真いろいろ

写真いろいろ_d0113490_8105334.jpg


ごみをあさる牛。こちらでは犬ならぬ牛がごみをあさってます。
by awkun | 2008-02-23 08:12

助けすぎることに注意

助けすぎることに注意_d0113490_13455114.jpg 最近、こちらに来ている宣教師のメッセージで頭に残るフレーズがあった。「助けすぎることに注意!」神様はそれぞれ一人ひとりに負うべき重荷を与えてくださっている。確かにその重荷は、負うのに重いこともあるかもしれない。でも、その重荷によって自分の力の限界を知り、神様を求め、信仰の成長が与えられることも事実。重荷を負いあうことも大事だし必要だ。それを否定しているのではない。しかし、必要以上に他人の重荷を負ってしまうと、逆にその人のためにもならないし、自分自身もつぶれてしまう。だから「助けすぎることに注意!」だと。 
 う~んと唸った。確かにこの国にいると、「助ける」ことについていろいろと考えさせられる。教会もそう。信仰面でもそう。そして身の回りのことでもそうだ。
 例えばこの国には諸外国の援助機関からたくさんのスタッフや資金、物資が来ている。数字のデータを見るだけでは貧しい国だ。国の財政自体、諸外国の援助が無ければ、すぐに破綻してしまう。自立が難しい。まさに、「助け」がなければやっていけないという前提条件がある。 
 しかし、身の回りを見ると、不思議な状況も垣間見える。首都を走っている車の多くは日本製や外国製の高級車。若者たちは新品の携帯電話を自慢しあう。店には日本製の大型液晶テレビが並ぶ。その一方で、裸の子供たちがお金に換えるためにごみを拾っている現実もある。狭い首都を一歩出たら、そこは電気も無い場所がたくさんある。そのような現実を前にして、本当に「助ける」とはどういうことなのかと考えさせられるのだ。外国人イコール「助ける人」としか見られないこの国に住む一人として・・・。
 貧富の差が激しい国だからこそなのかもしれないが、外国人の目から今のこの国の現状を見ていると、「助ける」ことも大事。でも必要以上に「助けすぎない」ことも大事なのではないかと思ってしまう。実際どうなのだろうか。
by awkun | 2008-02-04 13:47