人気ブログランキング |

南の風とともに

awkun.exblog.jp
ブログトップ

<   2008年 06月 ( 5 )   > この月の画像一覧

選挙が近づいて

 7月の下旬、この国では数年に1回の国会議員選挙が行われる。先日より約1か月間の選挙活動が始まった。この数日間、首都を離れて地方に行っていたのだが、地方でも大きなスピーカーを付けた車がずらーっと列を作って選挙活動をしている。ひとつのトラックの荷台に落ちそうなくらい人が乗って、旗を振ってまわる。田舎の道端でも、大勢の人が旗を持って暑い中ひたすらに車列を待っている。
 この国の選挙はまるでお祭りのようだ。皆熱心に活動する。選挙権を持っていない子供たちまでも選挙活動に動員される。村あげて、町あげての選挙だ。しかし、時々それが行き過ぎる。だいたい今までの選挙期間中には、候補者の暗殺、選挙事務所への銃撃や、集会での手榴弾攻撃が普通のように行われてきた。自分たちと意見が違うと簡単に人を殺めてしまう。今回もそれが危惧されている。この国に民主主義が入って10年以上経ったが、まだまだ十分に民主主義が国の中に根付いていない。選挙の前には、だいたい「飴(いろんな意味で)」がばらまかれる。全ての面でそうだ。「飴」をくれる党は良い党だとなる。この国で、ひとつの党が昔から変わらずに権力を持っているのにはそれなりの理由があるのだ。いろんな事情を知れば知るほどに、結末が既に見えている選挙をすることに果たして意味があるのか・・・とも思ってしまう。それでも民主主義が根付くためのプロセスと思えば無駄でないのかもしれない。先日、大使館からも「選挙活動には決して近寄らないように」との注意喚起のメールが来た。私たちにとっては初めての体験なので、目の前に起こる全てのことが珍しく思う。
 7月の終わりまで、しばらくにぎやかな時期が続く。選挙まで何事も無いことを、そして、良い政治が選択され、行われるように祈りたい。


 
by awkun | 2008-06-28 14:56

パパイヤ

パパイヤ_d0113490_1201115.jpg 
 この国では、いろんなフルーツが実る。パパイヤもその一つ。こちらに来るまでパパイヤを食べる機会って無かったが、こちらでは手軽に食べることのできるフルーツだ。田舎の集会に行った時に撮った写真は、まだ熟していない青いもの(青パパイヤ)。これは料理に使える。この前、妻が挑戦。甘辛く炒め煮にすると美味しかった。大根の代わりに使えそうだ。栄養も満点とのこと。熟したものは、皮は黄色くなる。中はオレンジ色。すごく甘くなる。味にクセがあると言って、あまり食べない人もいるけど、僕は好きだ。
by awkun | 2008-06-24 01:20

カンファレンス

カンファレンス_d0113490_2314574.jpg 今週はこちらの国の同じ立場の教会が集まってのカンファレンス(集会)が、数日間に渡って行われた。ある大きな集会所を借りての集会。普段なかなか会うことのできない人たちと会うことができる。証し(体験談)を聞く機会もあり、もっと言葉が分かれば・・・ともどかしさも感じる。とても恵まれたひとときだった。それにしても、印象深かったのは、時間のこと。午後2時に始まると聞いて、行ったらまだ掃除していた・・・。実際に人々が集まって、集会が始まったのは3時ごろ。ある日は、夜の集会に行こうと、始まる予定の時間に行ったら、「夜の集会はなくなりました。」「おお、それは残念・・・」こういうところは、さすが、この国らしいなあと思ってしまう。
by awkun | 2008-06-12 23:36

ヤシの実

ヤシの実_d0113490_22574852.jpg 南の国といえば、ヤシ(椰子)の木である。ある田舎の集会に行ったとき、「ヤシの木に登れるか?」と聞かれた。もちろん答えは「いいえ」。見かけ以上に高くて、とてもじゃないが登れそうな気にもならない。そうしたら、近くにいた子がするすると木に登って、ヤシの実を何個か落としてくれた。その実を割ると、中にココナッツジュースが入っている。暑い国では、このココナッツジュースがスタミナ補給源になっているらしい。それにしても、ヤシの実(こちらの言葉では「ドーン」という)は結構重い。頭上に落ちてきたら、事故ではすまない。この前、バイクに乗っていたら、目の前で「ドーン」がドーンと落ちてきた。危ない危ない・・・。
by awkun | 2008-06-12 23:08

感染

 先週、4歳の長女が突然の発熱。おさまったかと思えば、急に嘔吐。他にも様々な症状が出る。夜、あまりの痛さに泣き叫ぶ娘を見て、こちらも気が動転する。ここには書かないが、こんな症状は今まで見たことない。いったいこれは何だ・・・。何の病気だ・・・。
 こういうときに気軽に行ける病院がないというのは、なかなかストレスがたまる。インターネットや、以前に看護師の方から教えてもらっていたここ特有の病気を記したメモ帳などをいろいろ調べる。その中でひとつだけ、娘の症状にぴったりと当てはまったものがあった。それは原虫感染。目に見えないぐらい小さい寄生原虫がお腹の中に入って増殖し、悪さをするらしい。治すためには、駆除の薬を飲まないといけない。といっても医療に関しては素人。こんな素人判断でいいのだろうか・・・もし違ったら・・・でも他に方法は無い。迷いつつも、調べた上で適量の薬を飲ませる。(この国では日本だと病院でしか手に入らない薬も簡単に安く手に入る。)
 そうしたら、しばらくの後に見事に回復。神様ありがとう。しかし、虫はどこから娘の体内に入ったのだろうか。まあ、目に見えないぐらいだからその辺にウヨウヨいるのかもしれない。ほっとしたのもつかの間、1歳の長男がまた発熱。すわっまた寄生虫か。結局、息子の方は原因不明のまま回復。この国ではどんなに気をつけても病気だけは避けられない。なかなか気が休まる暇が無い日々だ。
by awkun | 2008-06-03 23:57