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南の風とともに

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車両税

車両税_d0113490_04952.jpg 今年も車とバイクの税金を払う時期がやってきた。道端にテーブルが並べられて、所定の税金を払った代わりに係員が2008年の数字が入った納税シールをくれる。といっても、もう10月も目の前なのに・・・。去年の支払い時期は5月だった気がする。まあ、2008年中だったらいいのかな。この国はその辺はかなりアバウト。
 係員がくれたシールは、ウインドガラスに貼らないといけない。このシールを貼っていないと、おまわりさんの取り締まりの格好のえじきになってしまう。罰金(といいつつ、警官のポケットに消えるお金)を要求されることを覚悟しないといけない。まして、この国のお盆が近いこの時期、おまわりさんはいつにもまして、はりきって車やバイクをどしどし捕まえている。田舎に帰るのにお金がいるらしい・・・。それはさておき、古い形式の車だと、ウインドガラスはシールばっかり。いま持っている車は20年前の形式の中古車なので、代々の所有者が貼ってきた納税シールがいっぱい。年代を感じるなあ・・・。
by awkun | 2008-09-29 22:10

天国人

 この国にいると、時々ふっと自分が何人(なにじん)か分からなくなるような時がある。市場に行くと、時々中国語でいろんな人に話しかけられる。間違えられているのだろう。ある時は「あなたベトナム人?」と聞かれた。通りすがりの欧米人に「アニョハセヨ」と声をかけられたこともある。もちろんこの国の人に間違えられることもある。しかし、「日本人」と言われることはなぜかあまり無い。そんな中で思う。「何人なんだろう・・・。」そして、ちょっとしたことで、ああやっぱり日本人だと自分自身の中で再確認する。 
 以前、語学学校のクラスメートだったある韓国人が言っていた。「私は、こちらの言葉を勉強しだして、ただでさえ喋れなかった英語もますます弱くなるし、母国語も変になるし、こちらの言葉もまだそんなにできないし、ここにいると、いったい私は何人かと思ってしまうよ・・・。」でもその気持ち、すごく分かる。
 以前、日本にいたときに何気なく某公共放送のラジオを聞いていた。ある海外で活躍している人にアナウンサーがインタビューをしていた。「長く海外におられると、例えばお子さんは、自分は何人(なにじん)かと戸惑うことはありませんか?」その方はこう答えていた。「そうですね。でも大きな目で見たら、みんな天国人だと思います。そのように考えるようにしています。」その方がクリスチャンかどうか分からないが、その言葉が今でも耳に残っている。
 私はこの国で生活しながら、今のところ日本人のアイデンティティの方が強い(と思う)。どこに行ってもそれは消えない。でも同時に、聖書に書かれている通り天国人でもある。それも、どこに行っても変わらない。いつも天国人の気持ちでいたい。
by awkun | 2008-09-20 20:52

台湾にて

台湾にて_d0113490_1475031.jpg 先月台湾で日本人宣教師の集まりがあった。主にアジアで働いている同じグループの宣教師が4年に1回同じ場所に集まって、いろいろ抱えていることや、問題などいろんなことを話し合ったりする。4年前に初めて参加したときは、まだデプテーションが始まる前だった。あれから4年。今回は宣教師として遣わされて初めての参加。同じ日本語で、ベテラン宣教師から様々な話を聞けたり、アドバイスを受けたりできるのは、とても良い機会。国は違っても、文化は異なっても、抱える問題は実は同じだったりする。カルチャーショックの問題、言語学習の問題、子供の教育の問題、外国での教会開拓の問題。まだ私が体験していない問題も、たぶん将来体験するであろう問題も、皆で様々な問題を話し合い、分かち合い、また体験談を聞ける本当に貴重な時だった。また台湾の教会にも出席できて、いろんなことを見て学ぶことができて良かった。次に集まる予定はまた4年後。その時、自分はこの国のどこで、どのような働きをしているだろうか・・・。
 ちなみに・・・。私の妻と子供達にとって台湾訪問は初めて。この国とは全く違う状況に驚きの連続。首都台北に降り立ち、あまりの都会さに「おおっ」と一瞬足がすくむ。まるで田舎から都会に出てきた感じだ。何というのか、この国にしばらく住んでいると(一応首都に住んでいるのに・・・)、人や車が多い都会のような場所に行くととても疲れてしまう。そして全てのことに新鮮さを感じてしまう。「おおっコンビニがあるよ。看板全部漢字だよ。高層ビルがあるよ。高速道路があるよ。マクド○ルドがあるよ。おおっ・・・赤信号でみんなちゃんと止まってるよ。台湾すごすぎる。」本当に田舎者丸出しである。個人的には、今回一年以上ぶりに「生卵かけご飯&納豆」を食べることができたのが嬉しかった。この国では「生卵」は菌に汚染されているので無理。納豆は冷凍があるが高価。食べられないとなると、むしょうに食べたくなる。夢にまで見た「生卵かけご飯と納豆」。今回、台湾で食べることができて、じ~んと涙が出そうになった。こんな小さなことで感動する自分がなんかおかしい。でも小さなことかもしれないけど、本当に嬉しかった。次に食べれるのはいつかな・・・。いろいろな中で、家族共々、心身共にリフレッシュされた数日間だった。
 
by awkun | 2008-09-12 20:19

何でも食べる

何でも食べる_d0113490_0461176.jpg この国にいると、日本では食べることのなかったものを食べ物として目にすることが多い。たとえば、「虫」。東南アジアはどこもそうかもしれないが、普通に「虫」を食べ物として食す。市場に行けば、虫の佃煮?がたくさん売っている。この前、食べた日本人が「あれは美味しいよ」と言っていた。本当か・・・。
 「カエル」も普通に食べ物として食べる。田舎では貴重なタンパク源だ。学校用の栄養素のポスターには、チキンやビーフと並んで堂々とカエルの肉も載っていた(写真参照)。この前、教会のある青年は「あれは美味しいよ」と言っていた。(何回か食べたが、チキンの味にそっくり)
 「クモ」も普通に食べている。しかし、ちょっと姿は不気味だ。この前、あるアメリカ人が「これは美味しいよ」と言って何個も食べていた。さすがアメリカンだ。しかし、食べた後にお腹をこわしていた。やはり・・・。
 「カブトガニ」も食べる。以前、海に行ったときに市場にカブトガニが売られているのを見て、ショックを受けた。これって日本じゃ天然記念物じゃない。これを食べるなんて・・。どうやらいまだに日本的思考が抜けないらしい。売り場のおばちゃんは「これは美味しいよ」と言っていた。しかし、ちょっと食欲がわかない。
 基本的にこちらの国の人は何でも食べる。ちなみに動物園に行くと、様々な動物が食べ物ばかりに見えるらしい。どれも美味しそうだと。日本人が水族館に行って、まぐろとかいろんな魚や魚介類を見て、美味しそうに思うようなものかな。(すみません・・・)
 余談だが、その中で子供が育つとどうなるか。ある地方でレストランに行った時に、店の前にかわいいウサギがたくさん飼われていた。私の4歳の娘。そのかわいいウサギたちを見て一言。「お父さん。あれも食べるの?」う~んたくましく育つなあ・・・。
 
by awkun | 2008-09-05 00:59

孤児院の苦悩

 ある孤児院を訪れた。首都から離れたひとつの村で宣教師が最近始めた孤児院だ。施設はできて、あとは孤児が来るのを待つだけ。でもそこで暗礁に乗り上げた。孤児が孤児院に来ないのだ。
 正確に言うと、その村の親族や身内が孤児を手放さないと言ったほうがいいのかもしれない。もちろん、身内や親族が孤児を世話することには何ら問題はないし、望ましいことだと思う。ただ問題なのは、この国では子供も大きな労働力になっていることだ。貧しい家庭にとって、子供はひとりでも多い方が有難い。働き手だからだ。学校にも行けずに、朝から働いている。長い目で見ると、それは悲劇だ。家庭の事情によって教育の機会が奪われている。教育を受けないと、将来の仕事さえ難しいだろう。学校に行けないと、文字を読むことさえもできない。その子の将来にとって大きなマイナスだ。
 しかし、誰も長い目で見ようとはしない。今、生きていくために。今、家族が生活するために。子供達が働かないといけない。だから、両親のいない孤児でも身内や親族は自分たちの手から放そうとしない。孤児院に行くことが許されない。学校に行くことさえも許されない。
 ただ、これに関しては様々な意見があるのも分かる。他にも孤児院に関してはいろんな問題がある。志が良くても、周りや地域に理解されないことがたくさんある。誤解されることもあるだろう。その中でも、神の導きを信じて、一歩ずつでも前に進もうとしているその宣教師夫妻の姿を見て、とても励まされる思いがした。
 今は前が見えなくても、一歩そしてまた一歩。そこに必ず神は働かれると信じる。
by awkun | 2008-09-01 22:12